通夜、告別式が終わった。
父は骨になった。
この数日間があっという間に過ぎていった。
父の兄が、父の延命治療を喜んでくれていたことを知ったり。
親戚が兄の結婚を知らなくて寂しがっていたことを知ったり。
親戚からは、母を頼むよと言われたり。
私の兄が喪主をしてくれたり。
何か1人ではないものを感じられる時。
母は、私がいてくれて良かったという。
私は兄がいてくれて良かったと思う。
職場でもこの人がいてくれて良かったと思う時がある。
この人がいてくれて良かったと思ってもらえるような人になれたらいいな。
そしてやっぱり私も子どもが欲しいな。
子どもは、いつか自分を支えてくれる。
場の雰囲気を和ませてくれる。
子どもは無邪気さというものをもってる。
父がいなくなってしまったけど、
父との思い出を大切にしていくしかない。
父に恥じない生き方をしていきたい。
そして母を変わらず支えていく。