主治医から言われました
今日は母の入院している病院に行くのが憂鬱でした
一昨日、眉間にしわを寄せ
体のこわばりみたいのを起こし
苦しんでいる母は
見ていて相当辛いものがありました
その姿をまた見るのは嫌だったのと、
先生から何て言われるのか恐かった
想像はできていた
午前中も病院から電話がきて、
兄も一緒に来れないかとのことだった
仕事で来れないとは聞いてたけど、
もう一度兄に電話して
やっぱり無理ということだった
主治医の説明に理解したのかわからないが
何も疑問を感じなかった
母がもうやばいということは
わかった
母のところへ行った
呼吸が苦しいようで、
口を開けたままで呼吸をしている
眉間にシワは寄せてなかった
鎮静剤が10くらいでないと効かないらしいが、
今は2、3でも傾眠傾向らしい
抵抗力が落ちてきているのだろう
声かけに、
頷いているのか呼吸の動きでよくわからない
けど、たまにちょっと目が開きそうになったり
指に力が入ったりしていた
握り返してくれているのか
答えてくれているのか
よくわからない
だけど、何となく私の声に反応してくれているような気がした
まだ薬は効いている
でも効かなくなったら最後だ
2ヶ月以上頑張っている
これ以上頑張れなんて言うのも辛いけど
頑張ってほしい
奇跡を信じるしかない
いよいよ崖っぷちに追い込まれてしまった感じだ
面会時間、ずっと泣いていた
苦しすぎて声を出さないと
涙だけでは足りなかった
えんえんと泣く自分が
子どものようだった
生きている心地がしない
ずっとしばらく泣いてたら
落ち着いてきた
冷静に考える自分
明日、仕事の予定が特になかったから休もうと決める
母に、私がいるよ
1人じゃないよ
大丈夫だよと伝えた
母がちょっと安心してくれたような気がした
明後日のことはわからない
明日はとりあえず休もう
病室を出て、
兄に電話した
泣きながら話した
自分がしっかりしているのか
ダメなのかよくわからない
父が亡くなった時と同じだ
母のむくんだ固い腕は
父の亡くなる前の腕に近づいている気がした
生きてほしい
生きてるのと死んでるのとでは
全然違う
奇跡が起きてほしい
お母さん、もう一度一緒に生きようよ
この世界にもうちょっと残っててほしい
まだ逝っちゃダメだよ…
私がまだこの世界にいるんだから
元気になって
もうちょっとこの世界で私と楽しもうよ